Muhlenbergia capillaris ‘Alba’/ニューレンベルギア カピラリス ’アルバ’
やわらかい白い穂が美しいこんなに大きいダリア。
だいぶ陽が短くなってきました。
2015年10月の記事一覧
2015.10.31
Muhlenbergia capillaris ‘Alba’/ニューレンベルギア カピラリス ’アルバ’
やわらかい白い穂が美しいこんなに大きいダリア。
だいぶ陽が短くなってきました。
2015.10.30
先週までは暖かかったのに、今週から急に朝晩冷えてきましたね。
先日行ったWORKSHOP「竹籠作りと花のしつらえ」
沢山の方にご参加いただきありがとうございました。
長野県の安曇野にある「竹の工芸よしだ」吉田佳道さんを招いて、自分で竹籠を作るところからスタートです。
始めに吉田さんから竹や実際に編んでいく竹の材料が出来るまでの行程などをお話を聞きながらみせてもらいました。
みなさん普段なかなか観る事のない吉田さんのナタさばきや材料の作り方に興味深々でした。
そしていよいよ実際に16本の竹ひごを編んでいきます。
慣れない作業に苦戦しながらも、だんだんと形になっていくと皆さん楽しそうです! みなさん真剣にそして黙々と、いい感じに仕上がってきました。
そして、竹籠が出来たら次は約20種類の庭摘みの花材を使って秋の花をアレンジしていきます。 そしてアレンジと竹籠を合わせて完成です。
竹と花。
どちらも自然の素材なので相性が良く、沢山の種類の花材を使ったためすごくナチュラルな感じに仕上がりました。
今回はあえて花に関しては形を決めず、自由にアレンジしていただき
それぞれの個性が出て、皆さん綺麗に出来ました!
最後にテーブルに作品を並べ、お茶をしながら庭の花の説明を。
僕たちスタッフも愉しい時間になりました。
また春になったら今度はこの籠に春の花をしつらえるWORKSHOPでもやりましょうか。
吉田さん、ご参加くださった皆様ありがとうございました!
吉田さんのHP 竹の工芸よしだ
2015.10.12
僕たちにとってこの空間を整える事は色々な意味があると思いながら取り組んでいます。
花屋として。
人間として。
地域の一員として。
自然の一部として。
いろんな視点からこの空間を考える。
多くの学びの中で特に感じるのが、人と自然の関わり方について。
これから間違いなくお年寄りが多くなり、農作業から人々が離れていく。
今まで出来ていた田んぼも畑も森も山も人の手が離れ荒れていく。
この約6年間、少しずつみんなでお店を整えるようにこの空間も整えてきて感じているのは、自然と人が上手く関わり合っていくことで、どちらも心地よく暮らしていける一つの形がある様な気がするということです。
そしてこの形が整ってくると、自然との関わりがやりがいになってくるということです。
これは理屈ではなく、実際に落ち葉を掃いたり、草を刈ったり、樹を伐ったり、石積みをしたり、そういう積み重ねの中で生まれてくる空間の緊張感がすごく心地よくなってくるという事です。
管理が大変だ。汗をかくのが嫌だ。汚れるのが嫌だ。そんな視点だけで農村や田舎を見つめるは残念だと思っています。
若い人間が、楽しく草を刈り、米を育て、自然の中で有意義な時間を過ごしながら生きていく。
そんな夢のある時間を見つめる眼でこの空間を整えていきたいと思っています。
僕たちもまだまだ形が確立出来ている訳ではありません。
可能性を信じて進んでいるところもあります。
でも、このままいくと間違いなくこの辺りの農村は荒れていくと思う。
どちらにしても自然と関わる事は、一朝一夕ではありません。
長く、確実な関わり合いと努力の中でしか魅力は見えてこないと思います。
そんな魅力をみつけられる視点を持ちながら、
5年先、10年先の姿を創造して進んでいく努力をしていきたいと思います。
摘みたての花材でおもてなしの花
2015.10.10
写真中央がケヤキの木。
ずっと陽の目を浴びることなく育ってきた。
鬱蒼としたヒノキと竹の林を歩き、この樹に決めた。 もう一度空間を整える。
周りの樹木や竹を伐採し、
現場で出た土を盛りながらグランドラインを合わせていきます。
このケヤキを中心に空間を考えて。
種から蒔いた芝も年々広がって。
西側のシンボルツリー。
だいぶ空間が落ち着いてきました。