今日の大寒から立春までの約二週間が、一年で最も寒くなる時期と言われています。
身体には厳しい寒さですが、冬の澄み切った朝はとても気持ちがいいです。
植物は寒にあたるほど綺麗な色の花が咲くと言われていますが、
毎朝霜にあたり、土も霜柱によって細かくなり、良い土へと変化していきます。

庭は、昨年の枯れ枝等の剪定、刈り込みを行っていますが、
昨日もモミジの剪定をした切り口から、ポタポタと水滴が落ちるほど、樹々はじっと春に向けて水分を枝葉に吸い上げています。
この寒さも植物にとっては大切な時期であり、少しずつですが着実に春に向かっています。

明けましておめでとうございます。

今年は雪の積もる静かで穏やかな元日でした。
庭づくりは前年の種（取り組み）が次の年以降に花や実（結果）となり現れてきます。
この一年も昨年の成果を楽しみながら、目先の事だけにとらわれず、少し長いスパンで未来をイメージして、自分たちの目指すスタイルを形に出来る様、コツコツと取り組んで行きたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。