2013年8月の記事一覧

2013.08.27

潤う庭

個人的な話になりますが、
昨日、二十年に一度の伊勢の神宮式年遷宮、御白石持行事に参加し、お白石を奉献させていただきました。
日本伝統の文化行事や建築物を肌で感じ、目で観れたことは本当に貴重な体験でした。
八月に入りずっと晴れが続いていましたが、ここ数日でたっぷりと雨が降り庭が潤いました。
niwa

この庭は水やりをいっさいせず、天気にまかせた水やりです。
さすがにずっと猛暑続きだったので植物もしんどそうでしたが、その分この雨ですごく潤い生命力が溢れています!
本来植物が持っている力の凄さ感じました。
niwa

パンパスグラスも二年前の同じ時期の記事には1本しか穂が立ってなかったのに今年は50本ちかく立ちました。
この雨で庭の空気も涼しくなり、秋の気配がしてきています。
niwa

斑入りフジバカマ、オミナエシ
斑入りフジバカマとオミナエシ

金水引
花のつき方が面白い金水引

2013.08.15

夏だからこそ

本当に暑い日が続いていますね。
植物たちもこの暑さには完全にバテ気味です。

ここ数日は、ライフラインを整備するため地中を掘っています。
ライフラインライフライン
重機をうまく使いながら90m近く掘りました。
ここに電線、水道等の配管を埋めます。
全てとはいきませんが少しでも周りの景観に影響がないように可能なところは地中埋設をしようと思っています。

さすがに40℃を超えると炎天下での作業はフラフラになりそうです。
Tシャツがしぼれるほどの汗をかきますが、ここまで思い切り汗をかけると返って気持ちがいいくらいになってきます。笑
確かに最近は「熱中症、熱中症」とニュースでも聞かない日はないくらいですが、毎日こうやってクーラーなどもない山の中での作業をしていると、なかなか普段忘れてしまっているような感覚を思い出させてくれます。

確かにこの暑さはしんどいし、ゲリラ豪雨も無情なほどに植物をなぎ倒し、土を流し、場が荒れてしまいます。その度にがっかりするようなことも沢山あります。

でも、朝の清々しさや、そよ風の気持ち良さ、木陰の涼しさ、鳥のさえずり…
そしてここ最近では、この暑さを忘れさせるくらい夕暮れの庭の気持ち良さ。
夕方4時を過ぎた頃から日差しがやわらかくなり、涼しい風が吹いてきて、逆光で透けた植物の美しさを観ていると心から「気持ちいいなー」と感じます。

庭

 

自然の中にどっぷり浸かることで、その有り難さや怖さをダイレクトに感じますが、
こういった感覚を忘れることなく、植物と共に生きていく暮らしを自分たちなりに形にしていきたいと思っています。

まだまだ暑い日が続きますが、この夏だからこそ出来ること、感じられることを楽しみながらいきましょう!

シャンペトルブーケ