昨日、瑞浪にも雪が降り、ゆずり葉の木も真っ白になりました。
先月からブログの更新が開いてしまいましたが、先月から仕上げていた焚き火場と枕木のデッキが今月頭にひとまず仕上がりました。
ということで早速、先週の休日にゆずり葉の木で朝食を。
メニューは、トースト、焼きリンゴ、焼き芋、ココア、コーヒー…
前日に仕込みだけしておいて、後は火をおこして投入するだけの簡単レシピです。
ちょうど天気も良く朝陽が差し、こんな季節でも温かい格好をして、焚き火をすれば寒さも気になりません。
揺れる火を見ながら、好きな音楽を聴いて…
最高の朝食でした。
やっと、ステージが整ってきました。
庭はいつが完成というのではなく、人と時間が育てていくものだと思います。
先日、四季彩の店舗の古民家再生を手がけて下さった降幡建築設計事務所の降幡廣信会長とお話する機会があり、
「日本には美しい景観はたくさんある。でもそこに光を当てるには、その場所で人が時間を過ごし、肌でそれを感じることが大切だと思う」と話されていました。
ゆずり葉の木も田舎にあります。何もないですが、自然は豊かです。
普段はほとんど人も来ません。若い人も周りにほとんどいません。
でも、こんな場所だからこそ感じられることがあり、愉しい時間も生み出すことができると思います。
自然の中で、ゆっくりとした時間を過ごすことも、働くことと同じくらい人間にとっては大切なのかなと思います。
そんな時間を、これからこの場所でつくっていきたいと思います。
今までは光が当たっていなかった場所でも、人が手を入れ、知恵を絞り、工夫すればきっと魅力的な場所になってくると信じています。
まだまだゆずり葉の木は未完成の部分が多いです。やっとベースの形が見えてきたかなというくらいです。
ですが、降幡の会長が言われたように、未完成な場所ではありますが、ここを一緒に育てていくという想いを持ちながら、植物や自然が好きな人たちとこの場所で過ごす時間をつくっていきたいと思います。
来年の春にはここでワークショップなどをしていきたいと考えています。詳細についてはまだあたためている段階ですが、決まり次第、来年改めてブログ等でお伝えできればと思います。
人が植物とともに生きていく愉しさ、素晴らしさをこの場所から…