先日、workshop「庭と珈琲」の第三回（最終回）を行いました。
待夢珈琲店のマスター、今井利夫さんをお迎えして三回にわたり行ったworkshop。
梅雨時期でしたが気持ちの良い快晴となり、今回は外で行いました。

まず野点珈琲からのスタート。
マスターが厳選した豆の中からそれぞれ好きな豆を選び、外で自分で珈琲を淹れました。

そして、好きな場所を探し、しばしのんびりと一杯の珈琲を。

風が心地よく…


少し童心に戻ったようなみなさんの愉しそうな雰囲気が印象的でした。
そしてここからは「暮らしの中で味わう珈琲」をテーマに珈琲にまつわる様々なお話をしていただきました。

なかなか知る機会が難しいコーヒー豆の生産地の映像も観せていただき、自分としても色々と感じることがありました。

日頃何気なく自宅や喫茶店などで珈琲を飲む。
その何気ない暮らしの時間が少し豊かになるようなヒントに繋がればと、
今回この空間で「庭と珈琲」と題したworkshopを企画しました。

ボタン一つで珈琲が飲める時代。
暮らしの中で植物や土に触れる機会が減っている時代。

どうしても慌ただしくなる暮らし中で、
一杯の珈琲を自分で淹れることが、心を落ちるかせる時間になる。
庭に出て、風を感じ、咲く花を一輪摘んでリビングに飾る。

簡単なようで、難しい
難しいようで、簡単な

でも、これからは暮らしを愉しむ時間の持ち方が
人に豊かさを与えてくれる時代になるのではないかと思っています。

最後には、マスターに淹れてもらった珈琲をみんなでいただきました。

皆さんの愉しそうなこの雰囲気が、自分のイメージする豊かな時間と重なり、
僕らとしてもまた一つこの場所の可能性を感じることができました。

workshop「庭と珈琲」

ご参加くださった皆さま、
待夢珈琲店の今井さん、
どうもありがとうございました。