花ト草ト木ト。

人はカレンダーを基準に日々を営む
自然界にカレンダーはあるのだろうか

ギボウシ

里山の暦は植物そのものだと改めて思う

シデコブシ

4月１日 山吹を玄関に飾った32年前の四季彩開店の朝 30年以上前のことなのにはっきり覚えています

それぞれの人にそれぞれの思い出の花があり
その時々の鮮明な思い出を蘇らせてくれる

山吹

ルブス

チューリップ

里山では今年も正確な季節の移り変わりを可憐な姿と
力強い姿で知らせてくれる

さぁ 33年目のスタートだ！

賑やかな初々しい植物たちの会話が聞こえて来ます？

覚えたての言葉を話す子供のように
思い思いに 感じるままに
一斉に わちゃわちゃと 聞こえて来そう

そんな初々しい春と白いラナンキュラスのアレンジです

友人へのお祝いに

この季節はいつも思う
別れの寂しさと新たな旅立ちとが一緒にやってくる

明るく見送り優しく迎える

春は少しセンチメンタルな季節です

赤花マンサクの花が咲いた
この花が咲くと移植した頃の事を思い出す

次はボケの花 これは西側の花壇に植えた
蕾をつける頃になると存在感を出してくる
トゲもあるが可愛さもある

桜の木の下に植えたバイモが伸びてきた
この季節は本当に賑やかで祭りの前の準備のようだ・・・

桜も本当に成長した

寒い冬が過ぎれば 華やかな季節がやってくる
植物たちの純粋で素直な姿に思わず見とれてしまう

ただ黙って黙々と力を蓄えている株たちに勇気と希望を感じる

信じて身を委ねるところから
何かが生まれてくるのだろうか

2022年 春の庭