花ト草ト木ト。
2015.07.26 四季彩
「花」
仏教詩人 坂村真民さん直筆の碑が会社にある
「念ずれば花ひらく」である
その真民さんの詩に花と言う題の詩があります とても好きな詩なので紹介します
「花」 坂村真民
花には散ったあとの
悲しみはない
ただ一途に咲いた
喜びだけが残るのだ
今 年老いた親と一緒に暮らしている
そこでいろんな事を考えさせられる
生きると言うこと
愛すると言うこと
老いると言うこと
死と言うこと
残すと言うこと
そしてなにより 家族のありかた
今を一途に精一杯生きる
与えられた 今を 精一杯生きよう
母の姿を見て そう思う
西の空
暑かった今日のいちにちが ゆっくりと沈んでいく・・・